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2025
10 / 29 (水)

2025
11 / 15 (土)

+1 art 「影の中の楽園ーデレク・ジャーマンの庭/奥宮誠次・池田啓子 協力:藤本由紀夫」

202510/29(水)~ 202511/15(土)

+1 art 「影の中の楽園ーデレク・ジャーマンの庭/奥宮誠次・池田啓子 協力:藤本由紀夫」

  • 美術館・博物館・アート展
デレク・ジャーマンの庭と記憶——写真と音でたどる最晩年

デレク・ジャーマン(1942~94)は映画監督、舞台デザイナー、画家、園芸家として20世紀のアートシーンに独自の地位を確立したアーティストです。彼はエイズを宣告された後1986年に偶然通りかかったイギリス南東部のダンジネス(Dungeness)が気に入り住み始めました。 デレクは1994年にエイズ合併症で死去するまでの数年をこのダンジネスのコテージに暮らし、病と闘いながら庭をつくり映像作品を制作しました。
当時イギリスを拠点に活動していた写真家、奥宮誠次は、デレクが『プロスペクト・コテージ』と名付けて住んだダンジネスのコテージを度々訪れ、彼の晩年の4年間を撮影しました。 奥宮の写真は、デレクの死後、ロンドンのバービカンセンターで催されるデレク・ジャーマン回顧展に出展される予定でしたが、奥宮がその準備のために貸与したネガ、ポジ等の全てが紛失するという不運に見舞われました。
本展は、奥宮誠次の手元に残されたデレク・ジャーマンの庭の写真と、池田啓子によるインスタレーションで空間を構成します。 また、デレク・ジャーマンに深い関心を寄せる藤本由紀夫氏の協力により、この空間に音を加えます。

11月1日(土)は、藤本由紀夫氏をゲストに、奥宮誠次、池田啓子によるトークイベントが開催されます。詳しくはギャラリーHPをご覧ください。

【開催概要】
会期:2025年10月29日(水)~11月15日 (土)
開廊時間:12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
休廊日:日・月・火
 

+1 art 「影の中の楽園ーデレク・ジャーマンの庭/奥宮誠次・池田啓子 協力:藤本由紀夫」

公式サイト

 
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