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映画『WALKING MAN』公開 【現在は終了しています】

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201910/11（金）～ 201911/11（月）

映画『WALKING MAN』公開 【現在は終了しています】

兄妹の名前はアトムとウラン。名前を馬鹿にされ、吃音と貧乏と希望のない日々は、“自己責任”と一蹴。この国が抱える闇を鮮烈な詩に変えた音楽青春映画！

人気ラッパーのANARCHYが自伝的映画を初監督と聞き、さほど興味をそそられずに観たらこれが大当たり！世の中の底辺から、夢を胸に…というサクセスストーリーは映画の定番なれど、個人的な不幸の押し付けに留まらず、世間を俯瞰した広い視点で日本の“いま”を描くリアルさは誰にでもできるものではない。かといって悲惨になりすぎず、笑いの要素も適度にちりばめるバランス感覚。渡辺真起子の謎の２役に、石橋蓮司が日本語カタコトの中国人役なんて、絶対ツボるでしょ。ホントに初監督作品？と驚くばかりのANARCHY監督。本名はどんなにキラキラネームなんだろうと思って興味本位で調べたら、普通に健太さんでした（笑）。あ、そこ創作なんだ。今後も期待の絶品センス！

遺品整理の会社でアルバイトをしているアトムは、吃音で人と関わるのが苦手。思春期の妹と母とのビンボー３人暮らしで、着古した服を買い替える金も、これといった夢も持てない日々。ある日、大黒柱の母が入院し、全ての責任が突然自分の肩にのしかかるが、世間は「自己責任」と唱えるばかり。そんな彼の心を捕らえたのは、あるラッパーの楽曲。「舐めんな・舐めんな・舐めんな…」その言葉に自分を鼓舞しながら見つけたのは、“自分”を表現する手段だった。ストレートな言葉とリズム。心に刺さるトゲをあなたに！

©︎2019 映画「WALKING MAN」製作委員会
※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。