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2021
04 / 17 (土)

2021
08 / 08 (日)

菊池寛実記念 智美術館 「三輪龍氣生の陶 -命蠢く」 【現在は終了しています】

202104/17(土)~ 202108/8(日)

菊池寛実記念 智美術館 「三輪龍氣生の陶 -命蠢く」 【現在は終了しています】

  • 美術館・博物館・アート展
【6月1日(火)再開と会期延長のお知らせ】三輪龍氣生の自己表現としての陶の造形

三輪龍氣生(みわ・りゅうきしょう/1940-/本名・龍作、十二代休雪)は、陶によるシンボ リックかつ具象的な造形で、その時々の自身の心情を形にしてきました。率直ともいえるそれらの作品は、生命への喝采、官能の歓び、苦悩、死についての考察、祈りといった人間の本性といえる普遍的なテーマを示します。
三輪は江戸時代から続く萩焼の名門陶家に生まれ育ちますが、茶の湯の世界で親しまれる萩焼の伝統に立脚するというよりも、やきもので自己を表現するために、既存の概念にとらわれない自由な制作を求めます。彫刻的なアプローチで成される造形は頭蓋骨や乳房、苦悶の胸像や鷲など具象的で、自身の死生観や憧憬、情念が投影されています。三輪はこの造形にやきものならではの質感や量感、自身を育む萩の風土や伝統を昇華させて制作を深めると同時に個性を表現するのです。そして作品に立ち上がる圧倒的な生命感は、鑑賞者の内奥に潜む感情をも刺激し、命に訴えかけます。
本展では、人間の根源に迫る三輪龍氣生の陶の造形を、初期の代表作をはじめ、2019年に休雪から龍氣生に改号後に制作された新作を含む約80点によって紹介します。

【開催概要】※緊急事態宣言に伴い5月31日(月)まで臨時休館。6月1日(火)より再開します。
会期:2021年4月17日(土)~8月8日(日) ※会期が8/1(日)から8日(日)まで延長となりました。
開館時間:11:00~18:00 (入館は 17:30まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般1100円、大学生800円、小・中・高生500円
※未就学児は無料
※障害者手帳ご提示の方(介護者の必要な方は1名迄)は通常観覧料の半額。
※リピート割引:会期中2回目以降ご鑑賞の方は半券提示で300円割引。
(他の割引と併用はできません。)
※状況により会期等を変更する場合があります。最新情報は、公式サイトなどでご確認ください。

菊池寛実記念 智美術館 「三輪龍氣生の陶 -命蠢く」

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