08 / 23 (金)
09 / 23 (月)
映画『ロケットマン』公開 【現在は終了しています】
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- エンタメ
稀代のスター、エルトン・ジョンの盛衰を赤裸々に語る、本人が製作総指揮のミュージカル。豪華！パワフル！傑作！
稀代のスター、エルトン・ジョンの盛衰を赤裸々に語る、本人が製作総指揮のミュージカル。豪華！パワフル！傑作！
今ノリに乗ってる『キングスマン』シリーズのタロン・エガートン(Egerton＝本当はエジャトンと発音)主演＆昨年公開の『ボヘミアン・ラプソディー』を(色々あってクレジットされてないけど)実質監督したデクスター・フレッチャーが監督！そしてエルトン本人が製作総指揮という、胸沸き血躍る座組み。世代的にそんなにガッツリは知らなかったエルトン・ジョンが一気に身近なスターとなり、すっかりファンになってしまった！
何と言ってもすごいのは、全篇吹替なしで数々の名曲を熱唱した主演のタロン！アニメーション映画『SING/シング』でもゴリラのジョニーとして、『I'm still standing』をノリノリで披露していたので、エルトンとは特別な縁があるのかも？そして、幼少期から、少年、青年、妙齢に至るまで、ミュージカルで軽妙に語られる半生。煌びやかにスターダムにのし上がる一方で、親から見向きもされず、子供時代の心の闇を埋められずに愛を渇望する、光と影の対比にグイグイと引き込まれた。
また、エルトンの親友役として『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル(あんなに可愛かったビリー少年が結構なおじさんになっててビックリ！)が出演しているのだが、その懐深い演技もさることながら、キャスティング自体に監督の意図を感じる。舞台『ビリー・エリオット』(映画『リトル・ダンサー』を元にしたミュージカル作品)で、エルトンが劇伴を担当した当時「まるで僕の物語。涙が止まらなかった！」とコメントしたように、あのビリー少年と、レジー少年(エルトンの幼少期の愛称)は表裏一体なのだ。こういう演出のニクさにもニヤニヤが止まらない。是非スクリーンのド迫力で見てほしい傑作！
@2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。
