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映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』公開 【現在は終了しています】

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202009/4（金）～ 202010/4（日）

映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』公開 【現在は終了しています】

『新聞記者』の藤井道人監督が描く、現代のファンタジー。「愛」って見えないから難しい！屋根の下で育む家族の物語。

現政権を彷彿とさせる国家ぐるみの陰謀を暴く社会派スリラー『新聞記者』で、今年、第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した藤井道人監督が、まさかのヒューマンファンタジー？あまりに真逆の舵取りに面食らい、正直「生ぬるいなぁ…」なんて見始めたのだけど（笑）、これが泣けるんだ！家族ものにめっきり弱くなった昨今。だんだんと、ヒロイン家族の複雑な環境が見えてくると、国家よりももっと大事な、家族や友人との信頼の揺らぎや、恋する気持ちに戸惑う女子高生の「痛み」が浮かび上がってくる。家族の中に居場所を求めながら、疎外感に苛まれる「星ばあ」と「つばめ」。ぽっかり空いた穴を埋めるように、似た者同士のふたりが支え合った不思議なひと夏。今一度、家族と向き合ってみようと思う優しい作品。

中学最後の夏休み。つばめの家では、間もなく生まれるベビーを迎える準備で大忙し！そんなパパとママを尻目に、隣の享くん家にラブレターを投函してしまった事を大後悔中のつばめは、不思議なおばあさんにラブレターを奪還して貰うことに成功！心を通わせ始めるが…？手練れな桃井かおり、フレッシュな清原果耶の異色バディがキュート！

36歳の藤井監督。『新聞記者』よりも前に企画が始まっていたという今作は、めっちゃ「家族」推しだけど、よく考えると、彼のデビュー作『オー！ファーザー』も家族ものだし、『新聞記者』も父の無念が娘を動かす物語だし、来年は、綾野剛と舘ひろしが主演を務める『ヤクザと家族 The Family』の公開が控える。そうか、結局家族なんだなー。

© 2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会
※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。