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2020
12 / 02 (水)

2020
12 / 14 (月)

三越日本橋本店(コンテンポラリーギャラリー) 篠﨑裕美子展「BLUR」 【現在は終了しています】

202012/2(水)~ 202012/14(月)

三越日本橋本店(コンテンポラリーギャラリー) 篠﨑裕美子展「BLUR」 【現在は終了しています】

  • 美術館・博物館・アート展
鑑賞者にあらたな驚きや違和感、視覚的快楽をあたえてくれる篠﨑由美子の個展。

〔物の形・輪郭・境界・記憶などを〕ぼやけさせる・不鮮明にする・物事に対して~を
あいまいにする・ぶれ・ぼけ という意味の「BLUR」をタイトルとする展覧会。
 篠﨑裕美子は、大学受験で周りが勉強に勤しんでいる中、泥遊びばかりしていたそうです。
それが「遊び」なのか「勉強」だったのか、人により解釈というのは大きく違ってくるもので、
間違いなくその経験は今日に至るためのプロセスだったのだと作家は言います。善と悪、大人と
子ども、日用品と芸術作品、さまざまなものの価値づけは人により曖昧なグレーゾーンがあります。
 今回の題材には性表現や、パクリ・写し・サンプリングが関わっており、鑑賞者が「認識」とは
何か想像力を持ち、問い続けるきっかけになることを目指しています。陶やガラスという素材で
できた作品は何万年という先にも存在する可能性があり、その未来でどのように認識され作用する
のか。知ることのできない未来へ想いをめぐらせることができます。制作する上で大切にしている
ことは「ワクワク感」という篠﨑。一見するとお菓子やおもちゃを連想させるカラフルでファンシーな
外観でありながら、ひび割れや気泡のような表皮をまとった質感は、陶器でありながら生々しく有機的
できわめて触覚的です。その独特の造形は、体験したことのない事象に出会ったときのような不安感を
煽ると同時に、観るものの好奇心を刺激し創造力を喚起します。
 近年はガラスなどの異素材と合わせた作品も制作しています。今回は新作のガラス・陶・木を用いた
平面作品など、5メートルをこえる大作を含む約20点が並びます。

【開催概要】
会期:2020年12月2日(水) ~ 12月14日(月)
開場時間:10:00~19:00  (最終日は17:00まで)
休場日:無休  ※日本橋三越店の営業日、時間に準じます。

三越日本橋本店(コンテンポラリーギャラリー) 篠﨑裕美子展「BLUR」

公式サイト

 
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