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映画『キングスマン：ファースト・エージェント』公開 【現在は終了しています】
映画『キングスマン：ファースト・エージェント』公開 【現在は終了しています】
- エンタメ
第一次世界大戦の裏側で暗躍した「初代キングスマン」たちの誓い。笑えて泣けるエンタメ大作！
超ハイテクな秘密兵器で、ド派手にしかし紳士的に暴れまわる「キングスマン」シリーズ。タロン・エガートンの名を一気に世に知らしめたあの英国スパイ集団は、いつ、何のために誕生したのか…？時は100年以上さかのぼり1914年。第一次世界大戦でMI6をはじめとした諜報スパイが暗躍する中、歴史を秘密裏に操作したのは、実はキングスマンだった…？
おなじみのハイテク武器を封印し、クラシカルに展開されるアクションシーン。剣、杖、魔術など、時代ならではのアイテムや、交響曲、コサックなどに乗せてのダンスのような戦闘、決死の落下傘作戦など、徹底したアナログに笑わされる反面、『1917 命をかけた伝令』を思わせる厳しい戦局の中で起こる悲劇、目を覆うような哀しい別れ…。まさか！すぎる展開に、正直トラウマになりそうなほど打ちのめされた。アーサー王率いる「円卓の騎士」たちの精神を継いだ「平和への誓い」。大戦の裏側で亀裂を深めるイギリスとスコットランドの歴史、イギリス、ドイツ、ロシアの睨み合いに、アメリカ大統領の人知れぬスキャンダルまで絡んでの大仕掛けな脚本が見事。マシュー・ヴォーンすごいっす！
「平和主義者」で知られ、人道支援に心血を注いでいるオックスフォード公は、12年前に妻を銃弾に奪われ、彼女の遺言と、愛する息子を拠り所に日和見に生きているが、実はそれは仮の姿。独自に抱える世界のメイド網を駆使し、私設スパイとして平和のための裏工作をしていたのだ。箱入りで育てた息子も成人間近。「軍隊に志願したい」という訴えを退け、自分の懐刀として作戦に引き入れるが、敵の力は想像以上で…？名優レイフ・ファインズの喜怒哀楽の限りを尽くした多彩な表現はさすが！瓜二つだったというイギリス国王ジョージ5世と、ロシア皇帝ニコライ2世、そしてドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の三役を一手に引き受けたトム・ホランダーの華麗な変身術も注目。音楽がめちゃくちゃいい！！
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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。
